株式会社カイホウは平成17年以来（発足時は有限会社アクロク）デイサービスを運営し、理念であります「質の高いサービスの提供」を利用者様に提供してまいりました。この14年の間に介護事業を取り巻く環境は大きく変化しました。「施設から在宅へ」「科学的介護」という言葉が聞かれるようになり、「介護従事者の人手不足」という新たな問題も現実味を帯びてきました。

当社では、この様な問題の解決に4年前から取り組んで参りました。そして1つの答えを出しました。それが「視点を変えた受け皿作り」事業です。当社は「通所介護」としてスタートしましたので、どうしても「介護保険」「介護認定者」という視点からしか見ることができませんでした。「このままでは介護保険は破たんする」そう思いながら日々過ごして参りました。

ある日要支援の利用者様から「介護認定を外されたら不便になる」という言葉を聞き、「受け皿がないからだ」「介護保険以外で」この2つのキーワードが閃きました。当社はこの2つのキーワードを「視点を変えた受け皿作り」という言葉にして介護事業を軸に新たな事業を創生します。

東海店では「日常生活に密着した受け皿作り」、南店では「機能訓練特化型」「介護保険外の受け皿作り」を創生し、より一層の努力をスタッフ共々行っていきます。
又、「介護人材の雇用」に対しても今までの固定観念にとらわれず、「インセンティブ契約」や「年俸制」という雇用形態で新たな仲間と事業展開を行いたいと思います。

株式会社カイホウ　代表取締役　芥田 哲也